会社にとって社員の勤務日や出退勤時間などの勤怠管理は必要不可欠なことですが、中小企業やいくつかの場所にまたがって勤務する社員がいる場合、管理のためのコストがかさんだり処理が面倒だったりするものです。パソコンなどで一旦管理システムを構築するか、業者と契約を結んでシステムを導入してしまえば楽ではあるのですが、時間と手間、もしくは費用が掛かってしまいます。どちらも十分に割くことができない、あまり人手や費用をかけずに効率よく勤怠管理がしたい、ランニングコストをできるだけ抑えたい。そんな場合には、タイムレコーダーを使用しての勤怠管理が手軽で有用です。
あまり大がかりなものでなければ本体は数万円ほどで購入可能ですし、逆に簡素な仕様であればそれだけ人数の増減などに応じた対処もとても簡単です。また、安価なタイムレコーダーだと、本体の操作も「出勤」や「退勤」などの項目が予めセットされているボタンを押し、決められた箇所にタイムカードを通すだけの楽なものも多いのが特徴です。パソコンなどを使用した勤怠管理だと操作する側にも慣れが必要だったりしますが、この場合その心配はほとんどといって差し支えないほどにありません。機械に不慣れな人がいる場合や、一人一人の出退勤ごとにいちいちパソコンを起動したくないという職場でも手軽に使えるのがタイムレコーダーの利点です。
加えて、ランニングコストも本体にかかる電気代と消耗品であるタイムカード程度で、比較的低いのがメリットとして挙げられます。ただ、導入したタイムレコーダーに合ったタイムカードでないと使用できないということも多いため、消耗品の追加購入などの際には注意が必要です。テレワークのデメリットのことならこちら