企業にとって給与計算は従業員などが多くなればなるほど相応に手間がかかります。そのため、給与計算ソフトなどを利用して従業員一人一人に対して間違いがないように、計算を行っていくことが求められます。給与計算ソフトでは、中にはこのソフトがクラウドサービスと連動させなければならないものも存在しており、守秘義務に関して不安が残るものもあり得ます。そのため、利用するソフトについては、信頼がおけるものかどうかを事前にしっかりと確認をし、また、クラウドサービスの場合にはその特徴をよく把握の上で利用していくことが大切です。
給与計算では、時間外手当いわゆる残業代の他に、各種社会保険の計算、所得税や住民税の計算など様々なことを考慮してなされなければなりません。こうした税法は毎年改正の対象になりやすく、そうした点でもクラウドサービス型のソフトの方が間違いは少なくなりやすいわけです。またクラウドサービス型でなくても、バージョンアップという形で対応をしてくれるところもありますので、同じものを何年も使い続けたいという場合には、こうしたバージョンアップで法律改正への対応力の他に、セキュリティ面での対応もしているかどうかなどの確認が求められます。つまり、インターネットへの接続が前提となる中で、必要なバージョンアップないしはセキュリティ、クラウドサービスの如何を問わず、その時々で適切に正しい計算をしてくれるものを使用していくことが必要だということです。